喫茶葦島
今回ご紹介するのは、街中にありながら落ち着いた優雅な空間を提供する人気のカフェ「喫茶葦島」です。
河原町三条の南東角のビルの5階にお店を構えていらっしゃいます。京阪・三条駅から徒歩5分、地下鉄・京都市役所前から徒歩4分、阪急・京都河原町駅から徒歩8分という、大変アクセスしやすい場所です。
目印はこちらの看板です。
お店の入っているビルの入り口は簡素なつくりで、特にこのときは改装工事中だったため、よく見ていないと見逃しそうでした。
小さなエレベーターで5階まで上がると、すぐにお店の空間が広がっています。シンプルで明るい内装が清潔感を醸し出しています。
休日の昼下がりということもあり、お店は大盛況でした。
こちらのカフェは、焙煎にこだわったコーヒーと、チーズケーキが人気です。
コーヒーの注文を受けると、バリスタの方が丁寧にハンドドリップで淹れてくれます。たまたまカウンターに座ったので、目の前でドリップをじっくり見させてもらえました。
凄かったのは、ファーストドリップ、セカンドドリップ、サードドリップで、正確に温度管理した異なるお湯を使っていたところです。お湯の注ぎ方もそれぞれ変えていらっしゃいました。まさに職人技ですね。
こちらが、そうやって丁寧に淹れてくださった葦島ブレンド(710円)と、三条チーズケーキ(ドリンクを頼むと630円)です。
食器やお盆もシンプルなデザインで、店の雰囲気に良く合っています。
まず、葦島ブレンドですが、上品で奥行きのある香ばしさが際立つ、香り高いコーヒーです。酸味が少しありますが嫌な感じではなく、ほのかな甘味と合わさって複雑な味わいとなっています。
少し冷めると、今度は酸味の印象が強くなり、表情を変えます。私は酸味が得意でないので、温かいうちの方が好きな感じの味でした。
三条チーズケーキの方は、甘さ控えめで大人の味です。クリーミーでしっとりしていて、爽やかなチーズの香りが口に広がります。
相方はアイスカフェオレ(850円)を注文していました。
ミルク感が強めで、優しめのお上品なお味です。
さすがはコーヒーにこだわっていらっしゃるだけあって、上質で優雅な味わいでした。少しお値段は張りますが、コーヒー好きの方は一度試してみる価値ありです。
京都の街の喧騒の中で、居心地の良い空間と美味しいコーヒーを提供してくれる喫茶葦島。今回は休日の昼下がりで混んでいたのですが、次は空いている時間に訪れて、ゆったりと時間を過ごしたい。そんな風に思わせる良質なカフェでした。
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MONO MONO CAFE
今回ご紹介するのは、今年の1月に開店したばかりのお店「MONO MONO CAFE(モノモノカフェ」です。
四条烏丸を上がったすぐのところという好立地に路面店を構えていらっしゃいます。阪急烏丸駅・地下鉄四条駅から徒歩1〜2分です。
こちらのお店は、ガレットとクレープの専門店です。営業時間は8時〜23時で、モーニング、ランチ、夜カフェと幅広く利用できるカフェです(コロナ対策の影響で今のところ深夜営業はされていませんが)。
ガレットのメニューはこちらです。
朝ごはんや、ランチを軽く済ませたいときに良さそうですね。
クレープのメニューはこちらです。
クレープはスイーツ系ですね。
最後にドリンクのメニューです。
多少ですが、アルコールも扱っていらっしゃいます。シードルとクラフトビールっていうチョイスが良いですね。
今回はおやつの時間に訪れたので、クレープをいただきました。
グリルバナナとバター・砂糖のクレープ( 770円税込)にバニラブルボンアイスをトッピング(165円税込)しました。アイスレモンティー(セットで200円引きの400円税込)を合わせています。
生地はモチモチしていて、卵の風味がしっかり効いています。それに砂糖のシャリっとした食感が合わさって絶妙です。
バナナはグリルすることで甘みと酸味が際立っていて美味しいです。トッピングのバニラブルボンアイスは高級アイスらしく、風味が良くて上品な味がします。
一つひとつの素材にこだわって丁寧に作られているクレープだなあと思いました。
こちらのお店、うっかり店内の写真を撮り忘れましたが、ウッディな内装に植物がたくさん置いてあり、ナチュラルで清潔な雰囲気があって居心地がいいです。
店員さんの接客もとても丁寧でしたし、快適な時間を過ごさせてもらいました。
今度訪れたときはぜひガレットも食べてみたいですね。
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Hyssop
ようやく京都の緊急事態宣言が解除されました。ワクチン接種も進んでいますし、このままコロナが収束してくれることを願うばかりです。
緊急事態宣言中なので一旦控えていましたが、宣言前に訪れたお店の情報をぼちぼち公開していきたいと思います。
今回ご紹介するのは、四条河原町の高島屋の南側に2019年にオープンしたグッドネイチャーステーションの中にあるカフェレストラン「Hyssop(ヒソップ)」です。
グッドネイチャーステーションは阪急・京都河原町駅の4番出口を出て2分のところにあり、Hyssopはその4Fに位置します。
グッドネイチャーステーションの3Fには高島屋との連絡通路もあり、高島屋で買い物をしたついでに立ち寄るお店としてもHyssopは最適です。
このお店、なんと言っても雰囲気が素晴らしいです。モダンでおしゃれな内装の中、ゆったりと設けられた席でくつろぎながら美味しいランチやスイーツを頂くことができます。
同じ階にフロントを構えるグッドネイチャーホテルのオープンテラス席も利用できます。
写真の中央に写った円筒状の物体ですが、何か分かりますか?
そう、焚き火です。こちらのテラス席では焚き火に当たりながら飲食することができます。
こちらのお店に訪れたのはまだ冬の寒い時期でしたが、焚き火のまわりは意外と暖かくて、温かいドリンクを飲みながらほっこりくつろぐにはとても良さそうな席でした。
とはいえ、この日の私たちは店内の席を利用しましたが(笑)
お店を訪れたのは15時台でしたので、デザートプレートとドリンクを頂きました。
フォンダンショコラのプレートパフェ(ドリンクつき1,300円)です。
盛り付けがお店の雰囲気とも合っていて、とてもおしゃれですよね。でも、それだけでなく、お味の方もかなりレベルが高いです。
写真手前がゴマのジェラート、写真中央の白いのがホワイトチョコレートのムース、写真奥が抹茶の入ったフォンダンショコラです。また、抹茶のチョコときんかんのコンポートも添えられています。
どれも素材の味が見事に生かされていて美味しいです。特に、フォンダンショコラが絶品で、チョコはビターかつ濃厚で、中に入った抹茶のソースは風味が素晴らしいです。
あまりきれいに撮れていなくてすみませんが、とろっとした抹茶のソースが出てきているのが分かりますでしょうか。
ドリンクにはコーヒーを頼みました。
フルーティーな酸味のある、少し甘みを感じるコーヒーです。
相方は和紅茶を頼んでいました。
ほんのり甘くて上品な味でした。
こちらのHyssopは、食べ物もドリンクもそこそこお値段はしますが、それに見合うだけの味と、何より素敵な雰囲気を提供してくれるカフェレストランです。
近隣の施設で買い物を楽しむ合間に、優雅な気分で休憩するには最適なお店だと思います。
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カフェラッテ
6月も中頃に入り、だいぶ暑くなってきました。本日紹介するのは、そんな暑い日にぴったりな絶品ジェラートを提供するお店、カフェラッテです。
場所は阪急・西院駅から四条通沿いに西へ7分ほど歩いたところです。
店の前に有名なイタリアの原付バイク、ベスパが止まっていますね。ウィンドウの向こうには大きなアイスクリームの模型が見えます。
店の入り口の横には本日のフレーバーのリストが書かれています。
マンドラとかノッティアラベとか、聞き慣れないフレーバーも扱っていらっしゃいますね。
店に入ると右手にカウンターがあります。カウンターの中からマスターが出迎えてくれます。こちらのマスターは本場イタリア人の方です。日本で暮らし始めてから長いのか、日本語はとても流暢です。
カウンターのショーケースの中には様々なフレーバーのジェラートが。
カラフルできれいです。どれも美味しそうですよね。
実際、こちらのお店のジェラートは本当に美味しいです。以前にジェラートの本場ローマへ旅行したときに現地の人気店でジェラートを食べましたが、正直なところこちらのカフェラッテのジェラートはそれに匹敵するレベルで美味しいです。いや、むしろカフェラッテの方が美味しいかもしれません。
そんな絶品ジェラートがいただけるカフェラッテですが、コロナ禍の現在はテイクアウトのみの販売となります。コロナ以前は店内でも頂くことができました。
価格は1種類のジェラートのみのシングルが400円、2種類を選べるダブルが650円、3種類を選べるトリプルが900円です。それぞれコーンとカップが選べます。
今回はダブルで抹茶とティラミスと、シングルでメロンをテイクアウトしました。
まずティラミスですが、さすがは本場イタリア人が作るだけあって、本格派のお味です。コーヒーとココアの風味が効いていて、濃厚でまったりしています。ローマで食べたティラミスを思い出しました。
和テイストの抹茶はどうかと言いますと、侮るなかれ、こちらも濃厚でめちゃくちゃ美味しいです。抹茶の風味がしっかりと引き出されています。中にはチョコクランチのようなものも入っていて、サクッとした食感が抹茶を引き立てます。
素晴らしいことに、こちらのマスターは洋も和もどちらも上手なのですね。
最後にメロンです。こちらも濃厚で口いっぱいにメロンの味が広がります。しかも、食感がとろっとしていて、高級メロンアイスを食べている気分になります。
そんなこんなで、どのフレーバーもとても美味しく。あっという間に平らげてしまいました。
京都市内でこんなに美味しいジェラートが食べられるとは、とてもラッキーです。
これからさらに暑い日が増えてきますので、皆さまもカフェラッテの本場顔負けのジェラートで、至福のひとときを味わってみてはいかがでしょうか。
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ニシナ珈琲店
今回ご紹介するのも、おうちカフェにぴったりの良質なコーヒー豆を販売されているお店です。多彩なコーヒー豆を扱っていらっしゃる老舗コーヒー豆販売店「ニシナ珈琲店」です。
場所は二条城の北西でして、京都市バスの千本丸太町停留所から徒歩3分、電車だと京都市地下鉄東西線・二条駅から徒歩10分です。住宅街の中に位置します。
古民家風建物の1階に清潔感あふれる素敵なお店を構えていらっしゃいます。
こちらのお店のすごいところは、とにかく取り扱っていらっしゃるコーヒー豆の種類が多いこと。常時60種類が店頭に並んでおります。
1つ1つ丁寧に説明が書かれています。どれを買おうか迷ってしまいますね。
今回は初来店ということもあり、私の好みであるボディーの厚い、深みのあるコーヒーでおすすめを伺いました。そして、インドネシア ゴールデンマンデリン フォレストグリーン(100g 950円、200g 1800円)という豆を選んでいただきました。
豆の説明文には「コク深く、濃厚なビターチョコのような甘さとほろ苦さ」と書かれています。なかなか高級な豆でしたが、こちらを200gいただくことにしました。
こちらのお店では、注文を聞いてから店内で豆を焙煎してくださります。そのため注文から商品の受け渡しまで15分ほどかかります。
それを待っている間、日替わりのコーヒーを少しだけサービスで飲ませていただけます。この日は、柑橘っぽいフルーティーさが際立つコーヒーをいただきました。
さて、焙煎も完了して、豆を袋につめていただきました。その際に一つだけ注意事項が。当日は味が安定しないため、翌日以降に淹れてくださいとのこと。焙煎したての新鮮な豆ならではの注意点ですね。
こちらがお店の袋に入ったコーヒー豆です。
パッケージを拝見してびっくり、お店の創業が昭和8年らしいです。モダンな店舗からは想像しませんでしたが、もうじき創業90年になる老舗の珈琲店だったのですね。
こちらが中身のコーヒー豆です。この豆におすすめの焙煎ということで中深煎にしてもらっています。
さすがに煎りたての高級豆だけあって、自然で深みのある良い香りがします。
ハンドドリップで淹れましたが、普段使っている豆とは、あきらかにお湯を落としたときの膨らみが違います。
お気に入りのカップに注いで、いただきました。
まず口に含んで際立ったのは、フルーティーな酸味です。その後、苦味と旨味がどっしりとやってきます。後口にはほんのりとした甘みと、意外と素朴な苦味がしっかり残ります。
なんというか、普段飲みなれているコーヒーと味が違うためか、とても素朴な味に感じました。生産と管理にこだわった豆というのは、コーヒー本来の自然な味を持っているのでしょうか。
ニシナ珈琲店は常時60種類も豆を扱っていらっしゃるので、また機会があったら、自分だけのお気に入りの豆を探索してみたいと思いました。皆さんも、こちらのお店で宝探しをしてみてはいかがでしょうか?
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Coffee山川
本日はおうちカフェにぴったりの良質なコーヒー豆を販売されている「Coffee山川」をご紹介します。
お店は夷川富小路を東に入ったところ、地下鉄・丸太町駅から徒歩5分の場所にあります。
気取った雰囲気はなく、敷居が低くて入りやすそうなお店です。お店はご夫婦で切り盛りされているようです。
こちらのお店では、コーヒー豆の販売をメインにされており、店内には所狭しとコーヒー豆が陳列されています。
コーヒー豆は、注文を受けてから焙煎してくださります。そのため、注文から商品を受取るまでは15分〜20分ほど要します。
注文した後にお店を離れ、再来店して商品を受け取ることも可能です。おそらく前もって電話で注文しておくのも可能なのだと思います。
こちらが私が伺ったときに扱っていらっしゃった豆の価格表です。
一度に大量購入するほど安くなるシステムです。たくさん買うならば、かなりお手軽な価格設定ですね。
今回は、私の好みであるボディーの厚い深煎りコーヒーを希望として店員の方にお伝えしところ、ケニアAAをおすすめしていただきました。そのおすすめに従い、200gを1230円で購入して持ち帰りました。
袋を開封すると、コーヒーの良い香りが一気に広がります。
粒もきれいで、良質なコーヒー豆です。ハンドドリップでいただきました。
まずは上質なアロマが鼻を通り抜けます。香りがとても素晴らしいコーヒーです。
カカオのような香ばしさと、しっかりとした苦味が特徴的です。
酸味もそこそこありますが嫌味はなく、味わいにフルーティーさを与えます。
後味はジューシーで少し甘みを感じます。
とても良質なコーヒー豆でした。
こちらのお店では、コーヒー豆の購入だけでなく、淹れたてのコーヒーを店内またはテイクアウトで頂くこともできます。主要な取扱コーヒーを、店内だと390円〜550円、テイクアウトだとさらに100円引きで頂けます。
こんなご時世で、なかなか美味しいコーヒーを飲みに外出できない状況ですから、せめておうちで美味しいコーヒーが飲めたら嬉しいですよね。そんな方は、Coffee山川のコーヒーを試してみられてはいかがでしょうか?
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オレノパン オクムラ 烏丸本店
またしても京都に緊急事態宣言が発出されてしまいましたね。政府・自治体から外食の自粛が要請されておりますので、それに悪影響が出ない程度にこちらのブログも更新させてもらいたいと思います。
今回ご紹介するのは、美味しいパンをテイクアウトで購入できるベーカリー「オレノパン オクムラ 烏丸本店」です。
お店の場所は烏丸錦小路を西に入ってすぐ、阪急烏丸駅・地下鉄四条駅から徒歩5分のところにあります。
以前にご紹介した通り、四条烏丸から烏丸御池にかけてはベーカリーの激戦区でして、ル・プチメックやフリップアップなど、魅力的なベーカリーが立ち並んでいます。
こちらのオレノパンもそんな人気ベーカリーの中の一つでして、特にお惣菜パンが美味しくておすすめのお店です。
お惣菜パンが美味しいのもそのはず、祇園で有名なフレンチ「祇園おくむら」が展開するベーカリーです。
こちらの烏丸本店は、店舗自体そんなに広くないのですが、温かみのある内装の店内に、美味しそうなパンが陳列されています。
販売はテイクアウトのみです。今回も、お惣菜パンを中心に、いくつか持ち帰って、自宅でいただきました。
まずは、タコとペペロンチーノのパン(200円税込)です。
ピリっと辛さが効いているので、お酒のおつまみに良さそうなパンです。
続いて、クロックムッシュ(200円税込)です。
歯ごたえが良く、ホワイトソースの旨味がしっかりしています。
次は、ガーリックチョリソーのパン(240円税込)です。
こちらもピリ辛で、ニンニクの風味が効いています。
次は、九条ネギとアンチョビのオープンサンド(200円税込)です。
ツナと九条ねぎの組み合わせで風味が良く、香ばしいです。
最後はシナモンロール(200円税込)です。
こちらはシナモンロールでは珍しいデニッシュ地で、食感が面白いです。
こちらのお惣菜パンは、中に入っている具材の味付けが絶妙で、ワインやビールにも合いそうなパンだと思います。お値段も良心的で、お手軽に購入できるのも良いですね。
こちらのオレノパンは、京都となぜか沖縄で数店舗を展開されています。
美味しいお惣菜パンが食べたくなったら、ぜひお試しいただければと思います。
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