京都カフェ巡り

自身が巡った京都のカフェを紹介します。

ニシナ珈琲店

今回ご紹介するのも、おうちカフェにぴったりの良質なコーヒー豆を販売されているお店です。多彩なコーヒー豆を扱っていらっしゃる老舗コーヒー豆販売店「ニシナ珈琲店」です。

 

場所は二条城の北西でして、京都市バスの千本丸太町停留所から徒歩3分、電車だと京都市地下鉄東西線二条駅から徒歩10分です。住宅街の中に位置します。

 

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古民家風建物の1階に清潔感あふれる素敵なお店を構えていらっしゃいます。

 

こちらのお店のすごいところは、とにかく取り扱っていらっしゃるコーヒー豆の種類が多いこと。常時60種類が店頭に並んでおります。

 

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1つ1つ丁寧に説明が書かれています。どれを買おうか迷ってしまいますね。

 

今回は初来店ということもあり、私の好みであるボディーの厚い、深みのあるコーヒーでおすすめを伺いました。そして、インドネシア ゴールデンマンデリン フォレストグリーン(100g 950円、200g 1800円)という豆を選んでいただきました。

 

豆の説明文には「コク深く、濃厚なビターチョコのような甘さとほろ苦さ」と書かれています。なかなか高級な豆でしたが、こちらを200gいただくことにしました。

 

こちらのお店では、注文を聞いてから店内で豆を焙煎してくださります。そのため注文から商品の受け渡しまで15分ほどかかります。

 

それを待っている間、日替わりのコーヒーを少しだけサービスで飲ませていただけます。この日は、柑橘っぽいフルーティーさが際立つコーヒーをいただきました。

 

さて、焙煎も完了して、豆を袋につめていただきました。その際に一つだけ注意事項が。当日は味が安定しないため、翌日以降に淹れてくださいとのこと。焙煎したての新鮮な豆ならではの注意点ですね。

 

こちらがお店の袋に入ったコーヒー豆です。

 

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パッケージを拝見してびっくり、お店の創業が昭和8年らしいです。モダンな店舗からは想像しませんでしたが、もうじき創業90年になる老舗の珈琲店だったのですね。

 

こちらが中身のコーヒー豆です。この豆におすすめの焙煎ということで中深煎にしてもらっています。

 

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さすがに煎りたての高級豆だけあって、自然で深みのある良い香りがします。

 

ハンドドリップで淹れましたが、普段使っている豆とは、あきらかにお湯を落としたときの膨らみが違います。

 

お気に入りのカップに注いで、いただきました。

 

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まず口に含んで際立ったのは、フルーティーな酸味です。その後、苦味と旨味がどっしりとやってきます。後口にはほんのりとした甘みと、意外と素朴な苦味がしっかり残ります。

 

なんというか、普段飲みなれているコーヒーと味が違うためか、とても素朴な味に感じました。生産と管理にこだわった豆というのは、コーヒー本来の自然な味を持っているのでしょうか。

 

ニシナ珈琲店は常時60種類も豆を扱っていらっしゃるので、また機会があったら、自分だけのお気に入りの豆を探索してみたいと思いました。皆さんも、こちらのお店で宝探しをしてみてはいかがでしょうか?

 

tabelog.com

 

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