キョーワズ珈琲 北山店
キョーワズ珈琲は京都発祥、創業70年のコーヒー販売店です。関西と九州で店舗を展開しているので、京都以外の方もよくご存知のお店かもしれません。
今回お邪魔したのは、そのキョーワズ珈琲直営の北山店です。コーヒー豆の販売がメインなので、カフェじゃないと思われるかもしれませんが、店内ではハンドドリップで淹れたてのコーヒーを頂くこともできるのです。
お店の場所は、地下鉄・北山駅の4番出口から出て北山通りを西へ2分ほど歩いたところにあります。
北山通りから少し奥まったビルの1階にあるので、看板をよく見ていないと見落としてしまうかもしれません。
ただし、このビルの東隣が洋菓子で有名なマールブランシュ、西隣が老舗グリルの東洋亭で、それを知っていると見つけやすいかもしれません。
店内に入ると、焙煎したコーヒーの良い香り。所狭しと並んだコーヒー豆の陳列棚が目に入ります。
このお店には、コーヒーについてとてもお詳しい店長らしき方がいらっしゃるので、その方におすすめを聞いてみました。
すると、ブレンドよりストレートが断然おすすめとのことで、私の好みを聞いてもらって、ブラジル産のフェレーロという品種を薦めていただきました。それならばと、店内で一杯頂戴しました。
洗練した香りとすっきりとした味わい、とてもお上品な銘柄です。適度な酸味があって、コクは少々、ボディは弱めといった感じでしょうか。完成度の高いコーヒーです。
せっかくなので、もう少しボディの厚いコーヒーも頂戴したいとお話すると、ケニア産のチャゲオ・ボラという品種を試飲させて頂くことになりました。太っ腹です。
店長曰く、コクがあってジューシーとのことで、ジューシーって何?と思ったけど、飲んでみたら分かりました。確かにジューシー笑
ただし、ボディはもう少し厚いのを期待していたのですが、なるほど、キョーワズ珈琲の豆は基本的に浅煎りだそうです。
ただし、こちらの店舗は焙煎機も持っているそうで、お好みで焙煎の深さも変えてくれるとのこと。様々な種類の豆があって、焙煎の深さも調整できれば、自分好みの豆が見つかりそうですね。
今回は、1つ目に頂いたブラジル産フェレーロを少々購入して帰りました。
私がコーヒーをいただいている間に来られたお客さんが、蓋付き紙コップに入ったコーヒーをテイクアウトされていました。
このお店から北山通りを挟んで向かい側は京都府立植物園です。公園の少ない京都では、緑を満喫できる希少な場所として、市民の憩いの場となっています。
https://www.pref.kyoto.jp/plant/
こちらのお店で美味しいコーヒーをテイクアウトして、植物園できれいな花に囲まれていただくというのも贅沢ですね。
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